ダイヤモンドの4つあるCという基準の中に、カラー(Color)があります。
普通ですと完全な無色透明のDからE,F,G…とグレードが下がり、最後のグレードはライトイエローのZまで存在します。
ですが、このカラーという基準では表し切れない色というものがダイヤモンドには存在するのです。
それが、ファンシーカラーダイヤモンドと呼ばれる種類のダイヤモンドです。
この色の分類は、カラーのグレードを作った会社でもあるGIAが作成したものが有名です。
普通の色相環と同じように、レッド・イエロー・ブルー・パープルというような単純なものから複雑なものまで、合わせて33の色分類があります。
そして、これに明度(明るさ)と彩度(鮮やかさ)を加えた3つの指標で、ファンシーカラーダイヤモンドは分類されています。
そう考えると本当に無数のファンシーカラーダイヤモンドがありますが、これは定義上の分類であって、天然鉱石ですから全ての色が均等に出土するわけではありません。
比較的見つけやすいのは、ブラウン・イエロー系で、値段も稀少価値が高くないということで安価です。
逆に、レッド系やブルー系になると、一般庶民には手の届かない値段になってしまいますので、あまり期待はしすぎないほうが良いかと思います。
このように、稀少価値がそのままダイヤモンドの値段に反映されるのも、ダイヤモンドの魅力の一つなのかもしれない、と思います。